めざせFIRE!

33歳で1,800万円を貯めることができた理由を具体的に整理してみた

hiyococco07

こんにちは! ひよこです。

ずっと平社員、Youtubeで一発当てた訳でもない私ですが…

2025年1月に資産1,800万円を達成しました!

2025年1月時点の家計簿アプリのスクリーンショット

どうやって達成したのか、方法と効果金額を具体的な数字で示れば参考になるかと思い整理しました

この記事では、

  • 普通のサラリーマンだけど20代のうちに1,000万円貯めたい
  • 若いうちから資産形成するうえで何が大切か知りたい

という方のために

  • ひよこが33歳で1,800万円を貯めた具体的な方法
  • 20代の資産形成で大事なこと・意識したいこと

について分かりやすくまとめていきます。

ぴよまる
ぴよまる

自分の経験から、具体的な数字を示して整理したので、参考にしていただければ嬉しいです!

(前段)社会人になってからの経歴

経歴を書かないと参考にならないと思うので、簡単にまとめます。

2014年:23歳
 大学を卒業してメーカーに就職 
事務系で北関東の工場に配属される
2年ほど寮生活を送る

東証一部上場の機械系のメーカーに就職

確か初任給は21万円くらいです

会社の寮に入り、家賃は月5,000円でした(安い!)

2016年:25歳
 南関東の工場に転勤となる
実家に戻り2年半ほど暮らす

この頃も給料は大して変わらず、基本給が25万円いかないくらいです。

実家暮らしのため家賃はゼロ。

親に家賃代わりにお金を入れたりもしていませんでした。

(完全にこどおじですね…笑)

2018年:27歳
 結婚して実家を出る
社宅(その1)に入居。

北関東時代に知り合った妻と結婚しました

結婚すると会社の社宅(借上アパート)に入居できました

家賃は実質2,000円で、駐車場代が3,000円

社宅にかかる費用は月に5,000円ほど(激安!)

2021年:30歳
 東京に転勤に
社宅(その2)に入居

東京転勤になり、東京近郊に引っ越しました

引き続き社宅扱いで借上アパートに入居させてもらっていました

家賃が実質2,000円で駐車場代が8,000円

社宅にかかる費用は月に10,000円ほど(それでも安い!)

2023年:32歳
 第1子が誕生
そして今に至る

子供が生まれ、3人家族になりました

引き続き社宅で暮らしています

ちなみにここまで、ずーと平社員です

給料は年功序列でちびちび上がったので、30万円くらいになりました

まとめると、

  • 大卒でメーカーに入社して10年ほど勤めている
  • 給料は入社当時は20万円ほどで、今は30万円くらいになった
  • 寮→実家→社宅と、住居費がほとんどかかっていない

1,800万円も資産が貯まった要因を整理

それでは本題に入ります

資産形成への貢献度が高かった順番に整理していきます

その1:会社の福利厚生をフル活用した

寮・実家・社宅で1,060万円相当の家賃を節約できた

①寮のとき:約80万円相当の家賃を節約

居住地周辺の家賃相場(1K):40,000円/月ほど

寮の使用料:5,000円/月

差額:35,000円/月

在籍期間:2年(24ヶ月)

通算:35,000円✖️24ヶ月=84万円 (約80万円とします)

②実家のとき:約180万円相当の家賃を節約

実家周辺の家賃相場(1K):60,000円/月ほど

両親への支払い:0円/月

差額:60,000円/月

在籍期間:2年半(30ヶ月)

通算:60,000円✖️30ヶ月=180万円

③社宅(その1)のとき:約300万円相当の家賃を節約

借上アパートの家賃(2LDK):85,000万円/月ほど

社宅の費用:5,000円(家賃2,000円+駐車場代3,000円)

差額:80,000円/月

在籍期間:3年(36ヶ月)

通算:80,000円✖️36ヶ月=306万円 

④社宅(その2)のとき:約500万円相当の家賃を節約

借上アパートの家賃(2LDK):130,000円/月ほど

社宅の費用:10,000円(家賃2,000円+駐車場代8,000円)

差額:120,000円/月

在籍期間:3年半(42ヶ月)

通算:120,000円✖️42ヶ月=504万円  (約500万円とします)

住居費の節約金額まとめ:

80(寮)+180(実家)+300(社宅1)+500(社宅2)

=1,060万円!

ぴよまる
ぴよまる

会社の住宅補助が最強すぎるよ!

天引き貯金を入社してすぐに始めた

毎月のお給料から天引きで貯金ができる「財形貯蓄制度」というものが会社にありました

毎月のお給料から5万円までが上限というルールがあり、ひよこは入社してすぐに5万円の天引きを始めました

ボーナスの時は天引きできる上限金額が増えるため、年間でトータル100万円は貯金することができます

貯金は最高で500万円まで、最速で5年で満額にすることができました

利息が累計150万円ほどついた。

ひよこの勤めている会社では、財形貯蓄で預けている金額に大して、4%/年ほど利息がつきました

※4%は、一般的な銀行の金利が0.2%などのため破格です。

預金上限の500万円を貯めている場合は、500万円×4%=20万円の利息がつきます。

ざっくり計算したところ、この利息収入が累計で150万円ほどありました。

ぴよまる
ぴよまる

会社が天引き貯金をする環境を整えてくれていたことは非常にありがたいね!

従業員持株会で100万円ほど含み益がでた

従業員持株会があり、こちらも活用しました。

従業員持株会とは:

自分の勤め先の会社の株式を、毎月のお給料からお金をだしてコツコツと積み立てて買うことができる制度

財形貯蓄を優先したため、入社してすぐには始めませんでしたが、財形貯蓄を満額埋めた後にこちらを始めました。

補助金が10%ほどついた

従業員持ち株のメリットとして、会社から補助金が出るケースが多いです

ひよこの場合、毎月のお給料から天引きする金額の10%が補助としてつきました

つまり、自分が出したお金よりも10%多い金額の株を購入することができました

株価が安いときに積立できた

これは完全に運が良かっただけですが、

ひよこが積立をしていた時期は株価が安かったため、割安に株式を買うことができました

10%の補助金の効果に加え、株価の上昇があったため、

お給料から天引きした金額に対して、100万円ほど含み益が出ています

(評価金額225万円ー拠出金額123万円 = 約100万円)

持株会の投資明細(記事執筆時点)

その2:投資を始めた

旧つみたてNISAで157万円ほど含み益がでた

2021年から、旧つみたてNISAを始めました

※2024年に新NISAが始まりましたが、それ以前にあった旧NISAのものです

毎月、ひよこと妻がそれぞれ3.3万円、年間40万円を投資に回しました。

投資先はすべてインデックスファンドです。

ひよこ:「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」

妻:「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」

こちらの含み益があわせて157万円ほど出ています。(記事執筆時点)

①ひよこ:含み益 約75万円 

(記事執筆時点の評価額約195万円ー投資額120万円)

ひよこの旧NISAの投資サマリー(記事執筆時点)

②妻:含み益 約82万円 

(記事執筆時点の評価額約190万円ー投資額108万円)

妻の旧NISAの投資サマリー(記事執筆時点)

新NISAで58万円ほど含み益がでた

2024年に始まった新NISAについても、旧NISAから引き続きインデックスファンドに投資しています。

「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」

「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」

をおおよそ 50%:50% の割合になるようにしています。

こちらの含み益があわせて58万円ほど出ています。(記事執筆時点)

①ひよこ:含み益 約42万円 

ひよこの新NISAの投資サマリー(記事執筆時点)

②妻:含み益 16万円

妻の新NISAの投資サマリー(記事執筆時点)

Idecoで23万円ほど含み益が出た

ひよこのみ、Idecoを2021~22年の2年間にわたり、毎月12,000円を拠出していました

Ideco(イデコ)とは:

個人型確定拠出年金制度。

自分が拠出した掛金を、自分で運用して資産を形成する年金制度のこと。

掛金は65歳*になるまで拠出可能。

60歳以降に掛金と運用益の合計を給付として受け取ることができる。

(原則として60歳になるまでお金を引き出せない)

<Ideco公式サイトより一部引用>

https://www.ideco-koushiki.jp/guide/

すべてインデックスファンド(S&P500)に投資しています

こちらの含み益が23万円ほどでています

ひよこのIdeco運用状況(記事執筆時点)

その3:副業で160万円ほど稼いだ

フリマアプリ(メルカリ)で90万円ほど稼いだ

2018年頃から、自宅の不用品・せどり用に仕入れた物をコツコツとメルカリで売るようになりました。

主に売ったもの
  • ゲームソフト、ゲーム機本体
  • フィギュア
  • 家電、スマホ
  • 昔持っていた遊戯王カード
  • アウトドアグッズ、サーフィン用品

これまで102品を売却し、90万円ほど利益がでました。

ぴよまる
ぴよまる

メルカリの経験で「チリも積もれば山となる」を実感しました。

ポイ活で35万円ほど稼いだ

2022年頃から、ポイ活サイトに登録して以下の案件をこなしました。

稼いだ案件
  • クレジットカードの作成 (9割はこれで稼ぎました)
  • 保険の面談
  • 投資関係のセミナー受講
  • 各種サービスの登録・利用

クレジットカードの作成など、手間がかからず単価が高い案件のみこなしていました。

これまで40個ほどの案件をこなし、35万円ほど稼ぎました

スマホ回線の乗り換えで30万円ほど稼いだ

スマホ回線を乗り換えることで得られるキャッシュバック、そして契約で取得したスマホ本体を売却する副業を一時期実施していました

これまで12個ほど案件をこなし、30万円ほど稼ぎました

フードデリバリーで6万円ほど稼いだ

UberEatsと出前館に登録して自転車でフードデリバリーをしました

始めたきっかけは、登録して1回配達をこなすとハピタスでポイントがもらえたからでした

今でも息抜きで運動も兼ねて、たまにゆるーくやっています

こちらは6万円ほど稼いでいます

まとめ

これまで整理したものの金額をすべて合計すると…

1,708万円になりました! (=1,310+238+160)

内訳は以下の通りです。

1.会社の福利厚生:計1,310万円

  • 寮・実家・社宅による家賃節約相当分:1,060万円
  • 社内預金の利息:150万円
  • 持株会の含み益:100万円

2.投資:計238万円

  • 旧NISA:157万円
  • 新NISA: 58万円
  • Ideco : 23万円

3.副業:計160万円

  • 旧NISA:157万円
  • 新NISA: 58万円
  • Ideco : 23万円

※記事の冒頭でお見せした資産合計1,800万円とは100万円ほど差異がありますが、これは生活費の貯蓄などのその他要素を含んでいるためです。

整理して分かった、20代の資産形成で重要なこと

その1:福利厚生(特に住宅補助)が充実した会社に入る

整理した結果から、福利厚生の効果が一番大きく、特に住宅補助の効果が絶大であることがお分かりいただけたと思います

住居費は毎月の支出のうち特に大きい金額であるため、これを毎月安定して会社が補助してくれると資産形成が大変しやすいです

そのため、20代のうちから安定して資産形成をしたいのであれば、福利厚生(特に住宅補助)が充実した会社に入ることをお勧めします

ぴよまる
ぴよまる

住宅補助が手厚い会社は、資産形成と非常に相性がいいよ!

※具体的にどういった業界にそういう企業が多いかについては、改めて別の記事で解説させていただく予定です。

その2:1日でも早く天引き貯金と積立投資を始め、自動で資産形成できる仕組みを作る

資産形成はストレスなく継続できることが何より重要

普通のサラリーマンが資産1,000万円を貯めることは、宝くじでも当たらない限りは1日2日で達成できません。

少なくとも5~10年ほどはコツコツと取り組む必要があります。

そのため、以下のようにストレスを感じる状況だと挫折してしまうと思います。

  • 節約のため、もやししか食べないような極端な生活をする
  • 自分の好きなことや趣味まで我慢して節約する
  • 節約ばかりで、旅行・恋愛・友人付き合い・趣味・自己投資にお金をかけずに我慢する

これでは、人生の充実度が下がってしまいますし、何のためにお金を貯めているのか分かりませんよね

それでは、ストレスなく資産形成をするにはどうすればいいのか。

まずは「天引き貯金」と「積立投資」の2つを始めることをオススメします!

天引き貯金のメリット

天引き貯金とは、毎月のお給料から一定の金額を最初に差し引いて貯金に回すことです

以下のようなメリットがあります。

  • 毎月必ず一定金額を貯金できる
  • 将来いくら貯めることができるか計画が立てやすい
  • 一度仕組みを作れば以降は毎月自動で貯金される。それが当たり前となるのでストレスを感じない。
  • 仮に貯金分を差し引いた残りを全額使ったとしても問題ない

お金があると使ってしまいがちな人でも、天引き貯金であれば初めから”無い物として考えられます。

一度仕組みを作ってしまえば手間もかからないので、ストレスなく続けられると思います!

会社に給与天引きで貯蓄できる制度があれば、真っ先に活用しましょう。

会社にない場合は、銀行に自動で別の貯蓄用口座に積立してくれる仕組みがないか確認してみましょう。

※天引き貯金の具体的なやり方について詳細は別の記事で解説させていただきます。

ぴよまる
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長期でコツコツ貯金を継続するには最適な方法だね!

積立投資のメリット

積立投資には以下のメリットがあります。

  • 自動で毎月一定額を投資に回すことができる
  • 長期での資産形成を目的にしているので、日々の相場の変動を気にしなくてよい。
  • 一度仕組みを作れば、その後は勝手に資産が積み上がっていく

天引き貯金と同じく、一度仕組みを作れば手間もかからず自動で資産が増やせるというのがポイントです!

積立投資の具体的なやり方について詳しくは別の記事で解説します

まとめ

ここまで、ひよこが33歳で1,800万円貯めた具体的な方法について解説してきました

福利厚生の恩恵で節約した分を、

天引きで貯蓄し、

一部を投資に回し、

ときどき副業で稼いだ‥ 

ざっくり言えばこんな感じです。

ひよこのケースでは、会社の福利厚生(特に住宅補助)の恩恵がデカすぎるため、1,800万円という数字になったと思います

しかし、仮に住宅補助がここまで手厚くなくても、20代前半からコツコツと天引き貯金と積立投資を継続できれば、1,000万円は達成は決して夢物語ではないと思います!

最後に、重要なことをもう一度まとめます!

  • 1日でも早く、天引き貯蓄と投資を始める
  • 継続する。絶対に途中でやめない
  • 継続するために、ストレスを溜めずに無理のない金額で貯蓄する
  • 遊び・自己投資・恋愛・経験に必要なお金をケチらない。バランスが大事
  • 福利厚生(特に住宅補助)が手厚い会社に入る(もちろん会社選びはそれだけが理由ではないですが、あくまで資産形成に有利という観点で)

これからも有益な情報を発信していきますので、ぜひご覧ください!

おわり!!

ABOUT ME
ひよこ
ひよこ
平社員FP/マネーオタク
1991年生まれ
妻と子供の3人家族
平社員のサラリーマン
ファイナンシャルプランナー (FP技能士2級)

「会社に行きたくない」
「定年まで1日8時間・週5日も働きたくない」
そんなことを思い続けながらも、
たまたま20代後半で「両学長」のYoutubeを見て、
自分の知らないお金や投資の知識を知り衝撃を受ける
その後、2021年につみたてNISAで投資デビュー
2025年1月に資産1,800万円に到達
2024年に男性で育休を1年取得
30代のうちにサイドFIRE達成を目指して、資産形成・節約・投資・副業・子育てに奮闘中
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